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2011年11月24日木曜日

注文の多い料理店 解説ノート

僕が、この「注文の多い料理店」という本でおもしろいと思ったところを書いていこうと思います。

まず始めに、紳士と紳士の争いです。この本には二人の紳士が物語の始めに登場します。その紳士は上品で礼儀正しいと思われている紳士とは逆に下品で礼儀正しくなく、いばっていて、むしろ嫌われている存在でした。その二人の紳士がイタリアの兵隊のかっこうをして山奥に向かいました。その紳士は白熊のような犬を二匹連れて行きました。
その白熊のような犬が倒れると二人のケンカが始まります。一人の紳士が
「実に僕は2400円の損害だ。」
と言うと、もう一人の紳士が
「僕はは2800円の損害だ。」
と言いました。それをぼくは争いだと思います。なぜかというと二人目の紳士は一人目の紳士の値段と比べて金額が高いからです。この争いはこの二人の紳士にしか出来ない争いだと思うので、僕はおもしろいと思いました。

次におもしろいところは紳士が扉に書いてある言葉の意味を間違えるところです。この物語は山猫が騙されて建物に入ってくる人を食べようとして扉の言葉で建物の奥に誘います。紳士がその言葉の意味を間違えて、奥にうまく入っていくところが僕はおもしろいなぁと思いました。 
次に山猫の言葉のミスです。よく扉の言葉を見てみると山猫が言葉を間違えていることが分かります。例えば「しっかり」を「すっかり」や、「いりません」を「ありません」などいろいろと間違えています。そこがおもしろいと思います。紳士は間違えている言葉も騙されているので、よっぽど紳士は勉強していないことが分かります。

次におもしろいところは山猫が最終的にばらしてしまったところです。紳士は最後の言葉でやっと自分達が食べられてしまうということが分かったので最後の扉に入ろうとしません。それを見た山猫が最終的にばらしてしまいます。それが僕的におもしろいなぁと思いました。

最後の僕のおもしろいところは二人の紳士の顔がくしゃしゃになるところです。食べられることを知った紳士は顔がくしゃくしゃになってしまいます。そこに白熊のような犬が生き返って、その犬に助けられてなんとか二人は東京に帰ります。でもくしゃくしゃになった顔はどんなことをしても、戻りませんでした。それがぼくはおもしろいと思いました。
今まで書いてきたものがこの物語のおもしろさだと思います。

5年B,J

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